
WAVES Universe 第一弾:飛澤正人氏によるMixがうまくなるTips(その4)
エンジニア飛澤正人さんによる「MixがうまくなるTips」をたっぷり詰め込んだ、WAVES Universe。今回は4回目の更新。ミックスにより色気を出すツールと、その見(聞)きわめについて。
2020.01.01
WAVES Universe 飛澤正人編 Vol.9
WAVESのプラグインには
- 最新デジタルプロセッシングツール(Q10、L3-16、Vocal Rider、Vitaminなど)
- ビンテージハードウェアモデリング(SSL4000、API、Puigchild、Scheps73など)
- 修復系ツール(NS-1、Z-Noise、W43など)
などのラインナップがあります(これだけの幅広さを持ったのは、WAVESだけでしょう!)。
さらに、歴史に名を刻むトップエンジニア・プロデューサーをタッグを組んだ "Signatureシリーズ" の開発にもここ数年で力を入れています
ここではこのSignatureシリーズを使用していただき、ベースとボーカルの処理について解説頂いています。このSignatureシリーズ、「インサートしただけで "イイ" 音になるよ」というコメントをたまにお見かけしますが(それはそれで間違いとは思いませんが)、幅広いサウンドを作ることができるため、しっかりとミックスに合った音を判断する「耳」も鍛えなくてはいけません。勝手ながら私はこのシリーズを「耳鍛え系」と呼んでおります。
さて、飛澤さんがどのような「質感」でそれぞれのプラグインを解説しているか、チェックしてみてくださいね。パラメーターを見るのではなく、音の質感を聴きましょう。
この動画では、ベースにJJP Bass、ボーカルにJJP Vocal、Maserati VX1、Kramer Vocal Channelを使用しています。
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